舞台美術家のトレーニング

スポーツ選手は自分の肉体を維持、向上する為に、日々ランニングをしたり、筋トレをしたり、さらには技術的な練習をしたりする。

果たして、私は舞台美術家として日々これに相応するような事をやっているであろうか?

(残念ながらできていない。)

では、もし美術家にとってのトレーニングをやるとしたら一体どのような事をやればよいのであろうか?

スポーツであれば基礎体力、基礎技術をつける為にランニング、素振り、型の練習などと、
それぞれに決められている物がある。


舞台美術家の必要能力は何か?

まずは必要能力を考え、そして、その能力を考えた上で、それらをどのように鍛えていくかを考える事が重要であると思う。

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<舞台美術家の必要能力>
■デザイン・発想力
・ゼロから場所を生み出す力
・シーン(場面)を視覚化する力
・空間デザイン能力→その場の空間を把握して、空間のレイアウトを考える。
・絶対スケール感覚→対象物をみてメジャーを当てずに寸法がわかる。

■知識力
・美術、デザイン、建築基礎知識
(「○○の国の~時代の椅子はこんな形、柱や建造物はこんな形」などと頭に浮かべる事ができるような)
※調べてわかるでは駄目だ!最低限は自分の頭の中に入っていないと。
・劇場機構の基礎知識
・一般知識(世界史日本史など)、さらには舞台美術史の把握
(過去の名作と言われる舞台美術とはどんなものであるか、舞台美術のキーパーソンの把握)
・現在の社会情勢一般

■スケッチ、クロッキー技術
・自分の頭のイメージを瞬時に描くことができる。(立体物も同じく)


■その他
・言葉→視覚化する、もしくは、具体的な物→言葉で表す力。
・文章(戯曲)読解力
・コミュニケーション、プレゼン能力
・英語能力(国際的な仕事、さらには英語の書籍やネットでの情報収集に必要)
Etc.etc

何が必要かこれからもっと熟考していきたい。精度をあげたい。
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私は、物を創造する上の基礎的なトレーニングは「描く事、とにかく手を動かす事」だと考える。
私が美大で受けた授業や、建築、彫刻、陶芸などの分野の人の話を聞くと、
やはりこの手を動かして考える力が重要であると感じる。

だから、まず基礎的なトレーニングとして何をあげるかと言われれば、
まず「毎日、とにかくスケッチをする。絵を描く」事だと思う。

スポーツ選手が毎日走るように、私は毎日、決められた時間、鉛筆を持って何かを描く。

ただ、舞台美術家という職業を考えれば、一つテーマを決めてもいいかもしれない。
「場所、空間、場面」を描く。


そう考えると舞台美術家にとって一つの基礎的なトレーニングを考える事ができる。

【自分の気になる空間、場所、場面を毎日一つ30分以内でスケッチする。】




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